RENEWABLES 2010 GLOBALE STATUS REPORT

.Google Documens (p80:pdf) :
RENEWABLES 2010 GLOBALE STATUS REPORT
http://www.ren21.net/globalstatusreport/REN21_GSR_2010_full.pdf
http://www.ren21.net/Portals/97/documents/GSR/REN21_GSR_2010_full_revised%20Sept2010.pdf
.Google Documens (p61:pdf) :
Global Trend in Sustainable Energy Investment 2010
Analysis of Trends and Isssues in the Financing of RenewableEnergy and energy Efficiency
http://sefi.unep.org/fileadmin/media/sefi/docs/publications/UNEP_v2_proof9.pdf
【From】: http://www.renewableenergyworld.com/rea/blog/post/2010/07/the-state-of-new-energy-investing?cmpid=rss
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希望のある未来社会を創ろう

【Let's create hopeful future.】
世界の人口増大にともなって、世界的な大きな課題となってきた食料問題の解決や雇用創出を目的として、自然再生循環系(sustainable)の経済・社会体制を創造し、地球温暖化防止の係る環境創造を発展させるために、地球の表面積の約70%の海洋の利用や海洋資源開発関係等の新しい海洋開発産業・事業、大規模洋上風力発電等のプロジェクトを構築し世界の青年の夢と希望を拡げながら国際的な協力で、希望のある未来社会を創って行きましょう。

Prisident Obama 氏の支援グループへの私の過去のメール

President Obama 氏の支援グループへの私のメール
How do you do. 
 My name is yuuji matuoka , as a civil ocean engineer in japan , age 61. I want to show my presentation about the ocean development aiming at making the peaceful world to the President of Obama USA. ( : My this presentation is always my lifework. ) How do you come to be able to do it from poor life in rich life? How to change to be able to do it from the poor people to the plentful people? The Ocean Development was presented by J.F.Kennedy before about 40 years ago. Here are many objects on the subjects in these difficult big projects, but I believe it will be possible and succeed. Those many projects will be able to make up many jobs for worldwide people. The best leader will be present both The hope and The Dream for many people believing the leader. Please show to USA President Obama my presentation. I hope USA President Mr.Obama will succeed as Best excellent top leader in the world at 21century.
This is my presentation. : 私の海洋開発提案 : ノアの箱舟を創ろう-Super Floating Structure
https://docs.google.com/spreadsheet/pub?hl=ja&hl=ja&key=0Aj0s8hP9-4RddEtHWWRZOTlrRk1RRHc5ZzlKVk1LRVE&output=html
2009.1.29
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OREC- Ocean Renewable Energy Coalition

OREC- Ocean Renewable Energy Coalition
Ocean Renewable Energy Coalition http://www.oceanrenewable.com/
President Obama Announces Ocean Task Force On June 12, 2009, President Obama announced the formation...
Markey/Waxman legislation on Climate Change Released; News for Marine Renewables Developers On May 15, 2009, Representatives Waxman and Markey...
Congressional Renewable Energy & Energy Efficiency EXPO & Forum SUSTAINABLE ENERGY COALITION MARK YOUR CALENDAR ...
http://www.oceanrenewable.com/2008/10/30/201/
~~~ ~~~ ~~~
メールで、私に a business co-operation and your assistance の協力の申し出が米国系の機関(Wright Matthew)からありました。 2010.5.19
~~~  ~~~  ~~~
From: Wright Matthew Sent: Monday, May 17, 2010 6:06 PM To: undisclosed-recipients: Subject: I need your co-operation
I need your co-operation
Hello , I am writing to you for a business co-operation and your assistance . I have some money, i will like to invest with you in your country on a good areas you could choose . I will give you further details when i read from you. I secured your contact through a directory and that is why I have written to ask for a business co-operation with you. I await your response.
Thank you. Wright Matthew.
~~~ ~~~ ~~~
【参考リンク】: http://www.oceanrenewable.com/2010/03/12/matt-r-simmons-to-address-gmrec-iii-during-thursday-april-15th-luncheon/
Matt R. Simmons to Address GMREC III during Thursday, April 15th Luncheon
March 12, 2010 by TMarieHilton
Filed under Announcements, Blog, OREC Newsroom
Matthew R. Simmons is Chairman Emeritus of Simmons & Company International, a specialized energy investment banking firm. The firm has completed approximately 770 investment banking projects for its worldwide energy clients at a combined dollar value in excess of $140 billion.
Mr. Simmons was raised in Kaysville, Utah. He graduated cum laude from the University of Utah and received an MBA with Distinction from Harvard Business School. He served on the faculty of Harvard Business School as a Research Associate for two years and was a Doctoral Candidate.
Mr. Simmons began a small investment bank/advisory firm in Boston. Among his early clients were several subsea service companies. By 1973, almost all of his clients were oil service companies. Following the 1973 Oil Shock, Simmons decided to create a Houston-based firm to concentrate on providing highest quality investment banking advice to the worldwide oil service industry. Over time, the specialization expanded into investment banking covering all aspects of the global energy industry.
SCI’s offices are located in Houston, Texas; London, England; Boston, Massachusetts; Aberdeen, Scotland and Dubai, UAE. In 2007, Mr. Simmons founded The Ocean Energy Institute in Mid-Coast Maine. The Institute’s focus is to research and create renewable energy sources from all aspects of our oceans.
Simmons serves on the Board of Directors of Houston Technology Center (Houston) and the Center for Houston’s Future (Houston). He also serves on The University of Texas’ M.D. Anderson Cancer Center Foundation Board of Visitors (Houston) and is a Trustee of the Bermuda Institute for Ocean Sciences. In addition, he is past Chairman of the National Ocean Industry Association. Mr. Simmons is a past President of the Harvard Business School Alumni Association and a former member of the Visiting Committee of Harvard Business School. He is a member of the National Petroleum Council, Council on Foreign Relations and The Atlantic Council of the United States. Mr. Simmons is a Trustee of the National Trust for Historic Preservation, The Island Institute and Farnsworth Art Museum in Maine.
Mr. Simmons’ recently published book Twilight in the Desert: The Coming Saudi Oil Shock and the World Economy has been listed on the Wall Street Journal’s best-seller list. He has also published numerous energy papers for industry journals and is a frequent speaker at government forums, energy symposiums and in boardrooms of many leading energy companies around the world.
Mr. Simmons is married and has five daughters. His hobbies include watercolors, cooking, writing and travel.
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2010年6月12日土曜日

【小沢一郎は民主党を割って究極の政界再編をめざせ:天木直人ブログ】

【出展リンク】:


【出展リンク】



投稿者 matuoka yuuji 日時 2010 年 6 月 12 日 16:11:02: noT716RWWrvIk
【出展引用リンク】
小沢一郎は民主党を割って究極の政界再編をめざせ

2010年06月11日

 毎日の新聞を見るのがつらい。こんな事は私の人生にはこれまでなかったことだ。
 自民党と外務官僚の合作による対米従属政策の誤りを正面から批判する私は、政権交代を夢見て、それを唱えてきた。
 それが出来る唯一の野党であった民主党を応援し、民主党が政権交代を果たした事を素直に喜んだ。
 しかしその民主党の鳩山首相が、政権発足時から対米外交に失敗し、普天間基地の迷走の果てに沖縄を切り捨てて対米従属に回帰した。
 その後を継いだ菅直人は、すべての責任を鳩山・小沢政権に押しつけ、鳩山首相の愚は繰り返さないぞとばかり外務官僚と一緒になって猛烈な勢いで対米従属に傾斜しつつある。
 岡田外相や北沢防衛相を留任させ、沖縄の合意がなくとも日米合意は進める、と平然と言い放つようになった。
 8日の閣議で、在沖縄米海兵隊は「抑止力の重要な一つとして機能している」とする政府答弁書を決定した。
 そればかりではない。官僚は大馬鹿であると言っていた菅直人は、首相になったとたん、官僚こそプロフェッショナルだと持ち上げる。
 郵政改革見直しを先送りし、消費税増税と法人税減税を公然と唱え出した。
 これでは対米従属、新自由主義の小泉政権と変わらない。
 いや市民派の仮面を被っただけ、性悪だ。
 その菅直人民主党政権が、「悪役」の小沢外しにまんまと成功して支持率をあげた。
 その一方で無能な自民党や大義なき新党乱立が、ますます菅直人民主党政権の支持率を上げている。参院選での菅民主党勝利を確実なものにしつつある。
 これでは対米従属の新自由主義社会が日本を覆うことになる。
 なんとかならないものだろうか。策はないのか。
 ある。それは米国と外務官僚の合作による対米従属から日本を解放し、消費税増税に象徴される米国流新自由主義から決別する、その事を対立軸にした究極の政界再編を行なうことである。
 それができる男はただ一人、小沢一郎だ。
 「悪役」小沢一郎が動き出せばメディアも世論も批判するに違いない。もう終わりだ、潔く引き下がれ、の大合唱だ。
 政局にうんざりした国民もまた、そんな小沢の動きを歓迎はしない。
 しかし「悪役」小沢が復活を許される唯一の道がある。
 それは、小沢一郎が民主党を割って新党をつくり、福島社民党や亀井・田中康夫国民新党らと統一戦線を組んで、菅直人新自由主義民主党との対立軸を鮮明に打ち出し、国民の前で対決することだ。鈴木宗男の新党大地はもちろんはせ参じる。
 キーワードは沖縄県民の側に立つということである。
 キーワードは日米同盟にかわるアジア集団安全保障による自主防衛である。
 その理論的支柱は、私が6月21日に発売予定の「さらば日米同盟」(講談社)で提唱している。
 すなわち、憲法9条外交、アジア集団安全保障、専守防衛の自衛隊という三位一体の安全保障政策である。
 これこそが日本を不幸にしてきた日米同盟の呪縛から日本を解放する最強の政策である。右も左もない。
 この統一戦線に小沢一郎は一兵卒として最後の政治生命を賭けるのだ。
 鳩山由紀夫は、抑止力の重要性を知ったから沖縄住民に基地は必要だと言った。
 小沢は、憲法9条の重要性を知ったから、日米同盟の誤りに気づいた、と言えばいいのだ。
 平和を唱えるほど強いものはない。
 沖縄のため、平和のために対米従属、新自由主義の菅直人民主党政権と戦うと堂々と国民の前で宣言すればいい。
 日本共産党も公明党も、平和を唱えて脱日米同盟を唱えることに反対は出来ない。
 他の政党からも共鳴者は集まってくる。
 平和を望む国民は、沖縄の苦しみを分かち合う国民は、そして消費税増税に反対する
国民は、なだれを打って小沢が掲げる統一戦線に参加するだろう。
 仙谷や枝野や前原や玄葉などが主導する菅直人新自由主義民主党は、たちどころに少数政党に変わり果てる。





コメント
01. 2010年6月12日 17:43:27: LvBwo2y6HE
全面的に賛同します。
憲法第9条を機軸とした「平和外交、アジア集団安全保障、専守防衛の自衛隊」、
憲法第25条を機軸とした「国民生活が第一」を旗印とした統一戦線の結成、
素晴らしいですね!
まやかしの“奇兵隊内閣”を蹴散らし、憲法に則った“真の平成維新”を、
是非実現したいものです。

菅政権] 脱小沢は国民生活にプラスか:過去20年間「小沢VS反小沢」の構図で動いてきたこの国の政治(ゲンダイ的考察日記)

【出展リンク】:

http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/406.html

[菅政権] 脱小沢は国民生活にプラスか:過去20年間「小沢VS反小沢」の構図で動いてきたこの国の政治(ゲンダイ的考察日記

http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/406.html


投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 6 月 12 日 12:29:30: GqNtjW4//076U
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1481.html
2010/06/12(土) 07:46:43
(日刊ゲンダイ 2010/06/11 掲載)
[政治(菅政権)] 「脱小沢」は国民生活にプラスか
過去20年間「小沢VS反小沢」の構図で動いてきたこの国の政治

菅新政権によって、小沢一郎はついに抹殺されてしまうのか。
永田町ではさまざまな憶測が飛び交っている。死んだフリ説、9月に巻き返し説、完全に小沢は死んだ説。「いまや小沢グループはバラバラだ。30人も集まらない」なんて見方もある。
真相はよく分からないが、見過ごせないのは菅がやろうとしていることが、単なる「小沢派切り」ではないことだ。
人事で小沢一派を干すだけでなく、小沢の政策、考え方、選挙戦術と、いわゆる小沢的なものすべて捨て去ろうとしている。ここに大きな不安を覚えるのである。
小沢がこだわってきたのは昨年の衆院選で掲げたマニフェストの実行だ。前原国交相が高速道路の実質値上げをぶち上げると、さっそく、「無料化と言っていたのに、値上げはおかしいのではないか。民意を尊重して再検討すべきだ」と蹴散らした。当たり前の正論なのに、大新聞はこれを「選挙目当て」と非難した。子ども手当についても「実行不可能」「見直せ」の大合唱を続けている。
そうしたら、菅がブレた。菅内閣の大臣も揺れた。菅や閣僚の発言を聞いていると、マニフェストの実行をあきらめているように聞こえる。しかも、それを悪びれもせずに言っている。ここが決定的におかしいのだ。
長妻厚労相はあれだけ子ども手当の実行にこだわっていたのに、あっさり、「現金、現物を問わず非常に難しい」と言い出した。野田財務相は「消費税の話は当然出てくる」と言い、増税路線があっという間に定着した。財政至上主義、マニフェストは二の次。こうした路線がロコツになってきたのである。

財政至上主義と消費税増税を言うロコツ
その証左が菅が表明した国債は44.3兆円以下の足かせであり、野田が各紙のインタビューで語った「従来のシーリングに代わる方法を考えたい」という一言だ。
シーリングとは、各省の概算要求に上限を設けて、「その範囲内で予算請求をしなさい」というルールだ。そうしないと、各省の予算がどんどん膨らみ、収拾がつかなくなる。それは困る財務省の知恵である。
野田はそれに似たものを復活させる意向を示した。これはマニフェストの完全放棄なのである。
「シーリングをかけるということは、突出した予算要求も出てこないということです。民主党政権は世の中の構造を根本的に変えるはずではなかったか。そのため予算を大胆に組み替え、民主党が必要だと思うところに予算をつけるはずではなかったか。この哲学を実行に移すのであれば、国交省の予算が大幅に削られ、厚労省の予算が劇的に増えてもおかしくない。こうしたことが起こるのです。しかし、民主党政権は最初の予算で組み替えができず、今度の予算では前年度予算をベースにしたシーリングみたいなものをかけるという。これは予算の組み替えを行わないということで、つまり、マニフェストの放棄になるのです」(民主党の中堅衆院議員)
立教大教授の山口義行氏(経済学)もこう言った。
「民主党は当初、無駄を削り、マニフェストの財源を捻出するはずだった。しかし、無駄は出てこなかった。だから、方針転換なのでしょうが、何が無駄なのかは考え方次第なのです。『無駄が見つからないから、マニフェストを実行できません』『やっぱり増税します』と言うのは違うでしょう。無駄が見つからなくたって、厚労、財務、経産省などが、従来の仕切りを取っ払って、10年後の日本経済のための予算を組んでもいい。そうしたことをやるのが政治主導で、概算要求に上限を設けることが政治主導ではないのです」
野田は「望ましい物価上昇は1%より上」とも言った。インフレターゲット論が見え隠れする。だとすると、自民党政権とどこが違うのか。財政至上主義で、「消費税増税は仕方ない」「日銀の金融政策でバブルを起こせ」というのであれば、自民党と完全に一致だ。結局、庶民の苦しみは続き、景気回復は絶望になる。国民が民主党に期待しているのは、そんなことではない。

いきなり霞ヶ関にスリ寄る新首相への不安
驚くのは、こんな菅政権を多くの有権者が支持していることだ。どの世論調査でも6割の支持率を誇る。もちろん、表紙を変えたのだから、ご祝儀相場は分かる。新首相に期待もしたい。しかし、世論調査をよくよく見ると、こんな数字もある。
消費税引き上げに賛成52%、反対44%(毎日新聞)。絶句するような数字だ。財務省のしのび笑いが聞こえる。しかも、この間、菅首相は一気に霞ヶ関との和解に舵切りした。
就任後の会見は官僚を「プロフェッショナル」と持ち上げ、きのうは各省で事務次官に訓示し、「官僚の立場と政治家の立場でそれぞれ国を支える役割分担ができた時、政治や行政が強くしっかりとしたものになる」とか言ってヨイショした。
「官僚は大バカ」発言が信じられないようなトーンダウンだ。
「官僚のレトリック」の著者で、公務員制度改革を担当した元経産官僚の原英資氏(現・政策研究大学院客員准教授)はこう言う。
「官僚とケンカするのではなく、『使いこなせ』ということでしょうが、この言葉は麻生元首相の口癖でした。しかし、麻生さんも官僚を使いこなせず、使われた。政治家がリーダーシップを発揮するのであれば、自分の方針を語り、協力を求めればいい。『皆さんはプロフェッショナル』などと媚(こ)びる必要はない。最初から官僚にスリ寄る姿勢には大きな疑問と不安を感じます」
菅が脱官僚主導を修正しようとしているのであれば、ここも小沢路線の否定になる。官邸機能を強化し、政治主導法案、国会法を通し、真の政治主導を完成させるのが小沢の悲願だったが、菅新政権はそれをすっかり、忘れてしまったように見える。ここにも大きな失望がある。

選挙対策も小沢切りでいいのか
調子に乗っているのか、菅は小沢が積み上げてきた選挙態勢も見直そうとしている。「谷亮子不出馬説」まで飛び交った。
「選挙準備で、みんな死ぬ思いでやっている。それなのに、選挙対策委員長が軽々しく複数擁立の見直しなどを言う。候補者の気持ちを考えているのか。その後ろの支援団体のことを考慮しているのか。本当に無神経な話です」(小沢氏に近い議員)
小沢と一緒に業界団体が離れれば、民主党の足腰はあっという間に弱くなる。今は高支持率に支えられているからいいが、これはバブルだ。だから、みんなが選挙を急ごうとしている。本当の支持率ではないからだ。
それが分かっているのであれば、何が「民主党らしさか」問い直すべきだ。坊主憎けりゃ袈裟までのごとく、小沢切りをするのがいいのか。
この国の政治は長らく、小沢か反小沢かという対立、混乱が続いた。メディアも含む反小沢派は小沢=金権腐敗のレッテルを張り、2大政党制の実現という小沢の理想も一緒くたにして潰そうとしてきた。小沢はそれを政治力ではね返してきたのである。その対立の結末が小沢の理想も含めた全否定でいいのか。自民党的な政治への回帰でいいのか。だとしたら、この間の混乱は全く無意味になるのだが、まさか、菅はそうはしまい。
(日刊ゲンダイ 2010/06/11 掲載)
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あくまで、小沢政治を期待するゲンダイです。
気合いは感じましたが、心躍るものがなかった菅首相の所信表明。増税路線を強調していたからでしょう。先立つものがなければ何も出来ないのは分かりますが、「逆立ちしても鼻血も出ない」くらいに無駄の排除に尽力してから言って欲しかった。
「小沢抜き」でできるのであれば、それに越したことはありませんが、とりあえずは参院選では民主与党に過半数を与えるべき。当面は、後方支援の立場で…。

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(出展元参考リンク):
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1481.html

2010/06/12(土) 07:46:43

[政治(菅政権)「脱小沢」は国民生活にプラスか

過去20年間「小沢VS反小沢」の構図で動いてきたこの国の政治
菅新政権によって、小沢一郎はついに抹殺されてしまうのか。
菅新政権1
永田町ではさまざまな憶測が飛び交っている。死んだフリ説、9月に巻き返し説、完全に小沢は死んだ説。「いまや小沢グループはバラバラだ。30人も集まらない」なんて見方もある。

真相はよく分からないが、見過ごせないのは菅がやろうとしていることが、単なる「小沢派切り」ではないことだ。
人事で小沢一派を干すだけでなく、小沢の政策、考え方、選挙戦術と、いわゆる小沢的なものすべて捨て去ろうとしている。ここに大きな不安を覚えるのである。

小沢がこだわってきたのは昨年の衆院選で掲げたマニフェストの実行だ。前原国交相が高速道路の実質値上げをぶち上げると、さっそく、「無料化と言っていたのに、値上げはおかしいのではないか。民意を尊重して再検討すべきだ」と蹴散らした。当たり前の正論なのに、大新聞はこれを「選挙目当て」と非難した。子ども手当についても「実行不可能」「見直せ」の大合唱を続けている。

そうしたら、菅がブレた。菅内閣の大臣も揺れた。菅や閣僚の発言を聞いていると、マニフェストの実行をあきらめているように聞こえる。しかも、それを悪びれもせずに言っている。ここが決定的におかしいのだ。

長妻厚労相はあれだけ子ども手当の実行にこだわっていたのに、あっさり、「現金、現物を問わず非常に難しい」と言い出した。野田財務相は「消費税の話は当然出てくる」と言い、増税路線があっという間に定着した。財政至上主義、マニフェストは二の次。こうした路線がロコツになってきたのである。

財政至上主義と消費税増税を言うロコツ
その証左が菅が表明した国債は44.3兆円以下の足かせであり、野田が各紙のインタビューで語った「従来のシーリングに代わる方法を考えたい」という一言だ。
野田と長妻
シーリングとは、各省の概算要求に上限を設けて、「その範囲内で予算請求をしなさい」というルールだ。そうしないと、各省の予算がどんどん膨らみ、収拾がつかなくなる。それは困る財務省の知恵である。
野田はそれに似たものを復活させる意向を示した。これはマニフェストの完全放棄なのである。

「シーリングをかけるということは、突出した予算要求も出てこないということです。民主党政権は世の中の構造を根本的に変えるはずではなかったか。そのため予算を大胆に組み替え、民主党が必要だと思うところに予算をつけるはずではなかったか。この哲学を実行に移すのであれば、国交省の予算が大幅に削られ、厚労省の予算が劇的に増えてもおかしくない。こうしたことが起こるのです。しかし、民主党政権は最初の予算で組み替えができず、今度の予算では前年度予算をベースにしたシーリングみたいなものをかけるという。これは予算の組み替えを行わないということで、つまり、マニフェストの放棄になるのです」(民主党の中堅衆院議員)

立教大教授の山口義行氏(経済学)もこう言った。
「民主党は当初、無駄を削り、マニフェストの財源を捻出するはずだった。しかし、無駄は出てこなかった。だから、方針転換なのでしょうが、何が無駄なのかは考え方次第なのです。『無駄が見つからないから、マニフェストを実行できません』『やっぱり増税します』と言うのは違うでしょう。無駄が見つからなくたって、厚労、財務、経産省などが、従来の仕切りを取っ払って、10年後の日本経済のための予算を組んでもいい。そうしたことをやるのが政治主導で、概算要求に上限を設けることが政治主導ではないのです」

野田は「望ましい物価上昇は1%より上」とも言った。インフレターゲット論が見え隠れする。だとすると、自民党政権とどこが違うのか。財政至上主義で、「消費税増税は仕方ない」「日銀の金融政策でバブルを起こせ」というのであれば、自民党と完全に一致だ。結局、庶民の苦しみは続き、景気回復は絶望になる。国民が民主党に期待しているのは、そんなことではない。

いきなり霞ヶ関にスリ寄る新首相への不安
菅直人首相1
驚くのは、こんな菅政権を多くの有権者が支持していることだ。どの世論調査でも6割の支持率を誇る。もちろん、表紙を変えたのだから、ご祝儀相場は分かる。新首相に期待もしたい。しかし、世論調査をよくよく見ると、こんな数字もある。

消費税引き上げに賛成52%、反対44%(毎日新聞)。絶句するような数字だ。財務省のしのび笑いが聞こえる。しかも、この間、菅首相は一気に霞ヶ関との和解に舵切りした。

就任後の会見は官僚を「プロフェッショナル」と持ち上げ、きのうは各省で事務次官に訓示し、「官僚の立場と政治家の立場でそれぞれ国を支える役割分担ができた時、政治や行政が強くしっかりとしたものになる」とか言ってヨイショした。
「官僚は大バカ」発言が信じられないようなトーンダウンだ。

「官僚のレトリック」の著者で、公務員制度改革を担当した元経産官僚の原英資氏(現・政策研究大学院客員准教授)はこう言う。
「官僚とケンカするのではなく、『使いこなせ』ということでしょうが、この言葉は麻生元首相の口癖でした。しかし、麻生さんも官僚を使いこなせず、使われた。政治家がリーダーシップを発揮するのであれば、自分の方針を語り、協力を求めればいい。『皆さんはプロフェッショナル』などと媚(こ)びる必要はない。最初から官僚にスリ寄る姿勢には大きな疑問と不安を感じます」

菅が脱官僚主導を修正しようとしているのであれば、ここも小沢路線の否定になる。官邸機能を強化し、政治主導法案、国会法を通し、真の政治主導を完成させるのが小沢の悲願だったが、菅新政権はそれをすっかり、忘れてしまったように見える。ここにも大きな失望がある。

選挙対策も小沢切りでいいのか
谷亮子5
調子に乗っているのか、菅は小沢が積み上げてきた選挙態勢も見直そうとしている。「谷亮子不出馬説」まで飛び交った。
「選挙準備で、みんな死ぬ思いでやっている。それなのに、選挙対策委員長が軽々しく複数擁立の見直しなどを言う。候補者の気持ちを考えているのか。その後ろの支援団体のことを考慮しているのか。本当に無神経な話です」(小沢氏に近い議員)

小沢と一緒に業界団体が離れれば、民主党の足腰はあっという間に弱くなる。今は高支持率に支えられているからいいが、これはバブルだ。だから、みんなが選挙を急ごうとしている。本当の支持率ではないからだ。

それが分かっているのであれば、何が「民主党らしさか」問い直すべきだ。坊主憎けりゃ袈裟までのごとく、小沢切りをするのがいいのか。

この国の政治は長らく、小沢か反小沢かという対立、混乱が続いた。メディアも含む反小沢派は小沢=金権腐敗のレッテルを張り、2大政党制の実現という小沢の理想も一緒くたにして潰そうとしてきた。小沢はそれを政治力ではね返してきたのである。その対立の結末が小沢の理想も含めた全否定でいいのか。自民党的な政治への回帰でいいのか。だとしたら、この間の混乱は全く無意味になるのだが、まさか、菅はそうはしまい。

(日刊ゲンダイ 2010/06/11 掲載)


あくまで、小沢政治を期待するゲンダイです。
気合いは感じましたが、心躍るものがなかった菅首相の所信表明。増税路線を強調していたからでしょう。先立つものがなければ何も出来ないのは分かりますが、「逆立ちしても鼻血も出ない」くらいに無駄の排除に尽力してから言って欲しかった。
「小沢抜き」でできるのであれば、それに越したことはありませんが、とりあえずは参院選では民主与党に過半数を与えるべき。当面は、後方支援の立場で…。